12/29/2012

Rovaniemi





記憶を辿る...

北極圏にある街、Rovaniemi。


ホステルの朝食はいたってシンプルで、パンにハムにチーズにトマトとヨーグルト。照明は少し落ちていて、外はもちろん薄暗い。朝の8時半くらい。
駅にバス停があることを教えてもらい、部屋を出た。

クリスマス終わりの、サンタクロースに会いに。
サンタクロース村へはバスで20~30分くらい。
街から出てしばらくすると、ちょっと飽きてきた頃に小さなテーマパークに着く。

わりと最近になっても、私に長靴のお菓子をくれるサンタさん。

白ひげのサンタさんは椅子に座って大きな手をゆっくり振って、
あったかくて日本語が上手で素敵なサンタクロースだった。

ハグして、感極まって、ちょっと泣いた。

“Kiitos!” “Nähdään taas.”
ありがとう!またね。


サンタさんとさよならをして、トナカイそりに乗った。
15€で400m。走りながら、うんちします。
やっぱりクリスマスあとだったから、トナカイもお疲れの様子。
走らずのんびり。一周乗せてくれました。




うろうろとサンタクロース村を歩き回って、街に戻る。


バスに乗る、途中で降りる気にならなくて駅に着く。
通過した街まで歩く。なにも急いでない時はこれくらいが丁度いい。

世界最北端マックの隣にあるハンバーガー屋さんでお昼ごはん。
量が多くて食べきれず、しばらくぼーっと休憩。


そして、次の目的地へ。

一人でいるとどうしてかたくさん歩きすぎてしまう。
道に迷った時に、もうちょっと、もうちょっと行ってみよう。。
なんてするから歩きすぎてしまう事に、最近気がついた。

短いトンネルをくぐったり、大きな通りを歩いたり。道に迷って。
なんでこんなにリュックが重いのかとか、こっちかなー、もうすこしかなー、とか。
そうこうしているうちに引き返せなくなってしまう。歩くのはわりと好き。

雪道をとぼとぼと歩いていたら右側にどーんと大きな建物があらわれた。
着いたーー! ほっ。として、吸い込まれるように中に入る。






私はクリスチャンではないけれど、教会という場所がとても好きです。
ロバニエミ教会は1950年に再建された建物で、正面に大きなフレスコ画がある。色合いが本当にきれいだった。
そのうち一人になったのでしばらく座ってぼーっとした。


教会から街へ戻る途中、ラップランド図書館に立ち寄る。
アルヴァ・アアルト設計のとても素敵な図書館。本棚があちらこちらにある。天井の無い階下の小部屋があって、上から覗けるのもおもしろい。
サーミの手工芸品の展示も見ることができた。


街に戻ってからは、カフェでコーヒーとミートパイを食べた。
今日一日何をしてたかちょっと記憶が薄くて。眠くて。一時間くらい、うとうとさせてもらった。


帰りの列車の食料と、明日の朝ごはんを買って駅へ向かう。
駅に併設しているレストランでサーモンスープとビール。おいしくて沁みた。

明日の朝にはHelsinkiに着く。11時間の帰り道。


小旅行、列車の旅。 おわり。


12/28/2012

Kuopio - Rovaniemi

静かな朝、二度寝。

小粒の雪が降っていて、街灯のひかりに反射してキラキラと落ちてくる。足下ばかり見てしまいがちだけど、顔をあげるとふと我にかえる。

昨日歩いて来た道を戻る。
途中、湖を囲む散歩コースがあるような気がして雪のなかをずんずん進んでみた。
風が強く吹いて雪が舞って顔が冷たい。
湖の手前まで来てはまって出れなくなったら大変と、元の道に戻った。

マーケットホールのカフェで、コーヒーと朝ごはん。オレンジジャムが真ん中にたっぷりのったパン。これが本当に美味しくて!またどこかで見つけたら絶対食べよう。

おじさん達がなにやらクリスマスの話をしている横で、幸せな朝食を食べてうとうと。
10人くらいいたおじさん達、みんなサンタクロースに見えた。

そして今日は長い長い移動の日。
KoupioからRovaniemiへ、7時間の列車の旅。
空も街もグレーの天気で、サンドイッチの具が玉子じゃなくて山羊のチーズで、寝たり食べたり本読んだり。
Ouluを過ぎた頃には車両に3人しかいなくなってしまった。

Rovaniemiに着いて、真っ直ぐホステルに向かう。ぐるっと遠回りして駅からすぐのところにあった。
もう、へっとへとでベッドに倒れこむ。寝ながらリンゴジュースを飲む。クッキーを食べる。

リュックにはプチトマト、リンゴ、クラッカーとサンドイッチの残り。レストランのサーモンスープが食べたい。明日、食べる。

ベッドがふかふか。
ぐっすり眠れそう。


小旅行二日目、つづく。


12/27/2012

Kuopio

Kuopio にて。

北へ4時間ほど来たところ。

車両と座席をよくよく確認して。
新幹線みたいな広さと、大きな窓と、それから前の席のおじさんからいいにおいがしたのでとても良い気分。
たぶん香水か何かなんだけど。フィンエアーで出てきたお手拭きと同じいいにおいがした。

そして、電車は後ろ向きに出発。
しばらく外を眺めていると空がだんだんと明るくなってきて、景色が少しずつ見えてきた。木、木、木。たまに景色がひらけて、雪がこんもり。電車は線路脇の雪を舞いあげながら次の駅へ。

途中の駅、たしかKouvolaで今度は前向きに電車が出発。進行方向が変わって、わくわく。

ちょうど聴いていたSeabearが目の前の景色に本当にぴったりで、さらにわくわく。それから少しの間眠る。

12時前に到着。

Kuopioに着いてとても楽しいお昼ごはんを食べた。色々なことを話した。フィンランドのこと。日本のこと。手のほくろのこと。色々。
ついつい私、お喋りになっていた気がする。
それに、手作りのジンジャークッキーを頂いた!!嬉しい〜!

また一つ良いきっかけをもらいました。本当にありがとう!

それから、駅でさよならをして。
書いてもらった地図の道を辿りながらホステルへ。

今日は祝日でどこもかしこも大きなお店も定休日で、加えて4時前なのに人があんまりいない。暗い中、前から歩いてきたご夫婦に道を聞いて…ストレィト、レフト、レッドビルディング?ブロック?レッド!- レッド!オケィ!キートス!

見つけた。赤いレンガの建物。
フィンランドの人達はやっぱり親切です。

ホステルにはなかなか入れませんでした。
正面の扉鍵かかってる、灯りついてない、中薄暗い…休み?
建物の周りを一周。横の扉から入って、もう一つ扉入ったらロックがかかる。閉じ込められた…と思ったら前の扉がちゃんと開いて、もう一つの扉も開いて、また外へ…。
もう一回横の扉の所に戻ってよく見ると、こわれた電話と隣にメッセージ。覚悟を決めて携帯から電話。なんとかかんとか。

これで無事に正面の扉のPINコードと部屋番号を手に入れて、中に入れましたー。あー。

そうして今、4人部屋に私ひとり。でも、入れてよかった。ちゃんちゃん。


小旅行一日目、つづく。