記憶を辿る...
北極圏にある街、Rovaniemi。
ホステルの朝食はいたってシンプルで、パンにハムにチーズにトマトとヨーグルト。照明は少し落ちていて、外はもちろん薄暗い。朝の8時半くらい。
駅にバス停があることを教えてもらい、部屋を出た。
クリスマス終わりの、サンタクロースに会いに。
サンタクロース村へはバスで20~30分くらい。
街から出てしばらくすると、ちょっと飽きてきた頃に小さなテーマパークに着く。
わりと最近になっても、私に長靴のお菓子をくれるサンタさん。
白ひげのサンタさんは椅子に座って大きな手をゆっくり振って、
あったかくて日本語が上手で素敵なサンタクロースだった。
ハグして、感極まって、ちょっと泣いた。
“Kiitos!” “Nähdään taas.”
ありがとう!またね。
サンタさんとさよならをして、トナカイそりに乗った。
15€で400m。走りながら、うんちします。
やっぱりクリスマスあとだったから、トナカイもお疲れの様子。
走らずのんびり。一周乗せてくれました。
うろうろとサンタクロース村を歩き回って、街に戻る。
バスに乗る、途中で降りる気にならなくて駅に着く。
通過した街まで歩く。なにも急いでない時はこれくらいが丁度いい。
世界最北端マックの隣にあるハンバーガー屋さんでお昼ごはん。
量が多くて食べきれず、しばらくぼーっと休憩。
そして、次の目的地へ。
一人でいるとどうしてかたくさん歩きすぎてしまう。
道に迷った時に、もうちょっと、もうちょっと行ってみよう。。
なんてするから歩きすぎてしまう事に、最近気がついた。
短いトンネルをくぐったり、大きな通りを歩いたり。道に迷って。
なんでこんなにリュックが重いのかとか、こっちかなー、もうすこしかなー、とか。
そうこうしているうちに引き返せなくなってしまう。歩くのはわりと好き。
雪道をとぼとぼと歩いていたら右側にどーんと大きな建物があらわれた。
着いたーー! ほっ。として、吸い込まれるように中に入る。
私はクリスチャンではないけれど、教会という場所がとても好きです。
ロバニエミ教会は1950年に再建された建物で、正面に大きなフレスコ画がある。色合いが本当にきれいだった。
そのうち一人になったのでしばらく座ってぼーっとした。
教会から街へ戻る途中、ラップランド図書館に立ち寄る。
アルヴァ・アアルト設計のとても素敵な図書館。本棚があちらこちらにある。天井の無い階下の小部屋があって、上から覗けるのもおもしろい。
サーミの手工芸品の展示も見ることができた。
街に戻ってからは、カフェでコーヒーとミートパイを食べた。
今日一日何をしてたかちょっと記憶が薄くて。眠くて。一時間くらい、うとうとさせてもらった。
帰りの列車の食料と、明日の朝ごはんを買って駅へ向かう。
駅に併設しているレストランでサーモンスープとビール。おいしくて沁みた。
明日の朝にはHelsinkiに着く。11時間の帰り道。
小旅行、列車の旅。 おわり。