4/13/2013

Turku



どこへ行こう、何をしよう。



ここ何日かの遠出で、最後まで一枚も写真を撮らなかった。

写真がここにない分、些細なことや、聞こえてくる音をよく覚えていたりする。


トゥルクへ行く電車の中、少し考え事をしていて、それでうっかり一つ手前の駅で降りてしまった。

終点まで座っていれば良かったのに、あと5分いうところで。


気温がプラスになって最近は雨が降るようになった。

少し駅の周りを歩いてみたけれど、何も無くて、タクシーも見当たらない。

結局1時間後に来る電車を待ってそれに乗ることにした。


トゥルクはフィンランドの旧首都。町並みは田舎と都会と港町の混ざり合った様なところで、私はとても好きな雰囲気だった。

結構人が多く感じたのはストックマンでのセール“Hullut Päivä”があったからかもしれない。

結局私は帰りにそのセールに寄って、スケッチブックと絵筆5本セットとオイルパステルを買った。セールと言われるとつい何か買わなくては帰れない気分になってしまう。

スケッチブックはちょっとかたい表紙が付いていて、絵筆は枝がターコイズブルー。パステルは25色の普通のクレヨン。全部で12ユーロだった。


センターを一通り歩いて、それからトゥルクにあるTurun Linnaへ。散歩がてら歩いて行くことにした。

歩いていると暖かくなってくるけれど、それでもやっぱり3℃くらい。

お日様が照って、もう少し春らしくなればもっと良い景色なんだろうなぁ、と。アウラ川沿いを歩きながら思った。


城は真っ白な分厚そうな壁で、中に入ると迷路の様な造りになっていた。時々衣装を着た案内人がいたけれど、ほとんど一人でぐるぐると歩いて廻った。

中には教会やたくさんの部屋があって、一つの大きな部屋には陶磁器や装飾品などが展示されていた。

城の中は想像していたよりもずい分広くて、階段を上ったり降りたりたくさん歩いた。外にでると雨上がりの湿った空気がおいしかった。敷地内のカフェでコーヒーを飲んで、それからセンターに戻ることにした。



と、ここまで書いて2ヶ月放置していた。。続きを書こう、、


この日の夜ご飯はやすこの台所に行こうと決めていて、結構迷ってお腹ぺこぺこになりながらも辿り着いた。やすこさんが切り盛りしている日本食屋。やすこさんと話しながら、かつ定食をもりもり食べて、それからサービスで頂いたお手製キムチが本当に美味しかった。

ほっとして、お腹も満たされて、その後の事は忘れてしまったけれど、雪が溶ける季節は少し寂しいと思った。春が来そうで、空もずいぶん明るくなってきていて、わくわくもするのだけれど。


やすこさんが、今度は夏においでって言ってた。


冬の終わり春の始まりの時。
ちょっとの遠出、おしまい。



4/12/2013

Jyväskylä



風が吹く。乾いた地面から砂埃が舞う。

正直に言うと、ここまで来てなんだか少し飽きてしまった。

やることが無い。良くも悪くもない天気。


だから、目的の場所が開く時間まで部屋でごろごろ過ごした。


ユヴァスキュラでの目的地は二つ。

Alvar Aalto MUSEO
Suomen käsityön museo


全くもって建築やデザインに詳しくない私。けれど、ロヴァニエミの図書館に行ったとき、初めて建物の空間そのものにわくわくした。

アールトのミュージアムはセンターから離れた場所にぽつんとあった。

多分、こんなにまじまじと椅子を見たのは、人生で初めてだと思った。あのカーブしている部分とか、何層にも重なる薄い板とか。

映像が流れていて、一人旅の女の人が映っていた。
その女の人は日本人だった。

どうもここまで来て、このタイミングでこの映像を見ている自分がなんだか不思議に感じた。


誰かが作って、それを誰かが見ていて。
それはとっても面白い偶然だと思った。


4/11/2013

Joensuusta Jyväskylään


電車に乗ると、車掌さんがチケットを確認しにやって来る。私はこのやり取りが好きだ。

ヨエンスーからユヴァスキュラへは途中で一度乗換えをして、4時間程で着く。


車掌さんがやってきて、フィンランド語解る?と聞かれた。少しと答えると、英語で説明してくれた。

どうやら次の駅から先へは、バスに乗って移動するらしい。理由はよくわからなかったけど、そう言うことらしかった。


バス一台に乗客と犬とさっきの車掌さんとが乗り込んで、どこかよくわからない場所からバスに乗ることになった。

何も無い道をただひたすら走って、時折変わる景色をぼーっと眺めながら、いったいどこまでバスで行くのかなぁ、でも聞いたところでわからないなぁ、と少し不安になりながら過ごした。


結局乗り換えの一つ手前の駅までバスは走って、バスから降りてまたみんなで電車に乗った。


バスから見えた景色。白樺の木々、氷の溶け始めた湖、煙突から煙の出ている家、分厚い雲と隙間から見えた太陽、まだ真っ白い丘。


もう冬ではなくて、春にはまだ少し早い。

あっという間に変わらない景色を見た気がした。





※ バスの中から撮った動画。 音量注意!

4/10/2013

Joensuu


旅の途中で、ふと気がつくことはいくらでもある。

ちょっとの遠出を旅と言うのは少し恥ずかしい。

旅行と言ったらなんだか大それた感じもするし、観光とは違う。

今週はちょっと遠出をしています。 あっち、こっち。


1、2時間散歩して、1、2時間どこかのカフェで、駅でぼーっとする。

やることが到底ない。 けれど、それはそれで大切な時間だったりもする。



最初の目的地は大きな川の流れる街。

水のある場所が好き。

人も自然も穏やかで、日差しは春みたいだった。







※ 動画はPCから見れます。 音量注意!